過敏性腸症候群の検査方法

長引かせないため早めの受診を

検査方法を伝える医師

 

腹痛を伴う下痢や、腹部の張りや痛みを伴う便秘が長く続くようなら過敏性腸症候群かも知れません。

 

もしかして自分も過敏性腸症候群かも、と思ったら病院で詳しく検査してもらい適切な治療を始めることが大切です。

 

ストレスが大きな原因ではないかと言われている過敏性腸症候群は、日本人の全人口の10〜20%ほどに見られる病気で、珍しいものではありません。

 

過敏性腸症候群は、神経質でデリケートな性格の人に発症しやすいと言われていて、20代から30代の若い世代に多く見られ、年々増加しています。

 

最近では、学童期、思春期の子供にも増えており、登校拒否の原因にもなっています。

 

過敏性腸症候群は、放置しておいてもそのまま自然に良くなることはほとんどありません。

 

下痢や便秘、腹痛などの辛い症状自体がストレスを招くので、症状もさらに悪化していく悪循環になるケースが多いので、症状が深刻になる前に、近くの病院でまずは相談して検査してもらうことが大切です。

 

まずは疑われる他の病気について検査が必要

内科や消化器内科などを受診すれば、腸に異常がないかどうかの検査が行われます。

 

過敏性腸症候群の症状は、腸炎や腫瘍、潰瘍などの他の病気の症状とも似ているので、まずはこれらの疾患がないかどうかを詳しく検査していきます。

 

便の検査や血液検査、他にX線の検査や内視鏡検査などを行い、もしもこれらの検査で何かしらの異常が見つかれば、過敏性腸症候群かもしれないと思っていた症状は、別の疾患によるものだったという可能性が高くなります。

 

しかし、詳しい検査をしても異常が見つからず、腹痛や下痢、便秘などの症状が長く続いている場合には、過敏性腸症候群であると診断されるケースが多いです。

 

過敏性腸症候群は症状で判断される

過敏性腸症候群は、検査をしても器質的な異常がないので、あとは問診によって症状が出ている期間や詳しい症状を調べて過敏性腸症候群であるかどうかを判断していきます。

 

ストレスとの関わりが深い病気なので、診断のために心理検査が行われることもあります。

 

病院で検査してもらい、過敏性腸症候群と診断されたら、腹痛を和らげる薬や腸の働きを改善してくれる薬、不安感を取り除くための薬が処方され、栄養面や生活習慣などの指導もあります。

 

過敏性腸症候群は、自己判断で対処しようとしても限界があります。

 

突然起こる下痢や強いお腹の痛みに対処してくれる治療薬や、ストレスを軽減してくれる薬も利用することで、辛い症状もラクになり、それが安心感をもたらすので、さらに症状も軽くなるといった良い循環になります。

 

他の病気の可能性もあるので、過敏性腸症候群かも知れないと思ったら、早めに検査をしましょう。

 

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