過敏性腸症候群の薬

治療薬は症状によって異なる

病院で処方された薬

 

過敏性腸症候群には、症状によって下痢型や便秘型、交代型やガス型に分けることが出来ます。

 

大きく分けて4つのタイプがあるので、消化器内科などの病院で過敏性腸症候群と診断された場合、これらタイプによって処方される治療薬も異なってきます。

 

過敏性腸症候群には市販薬もありますが、専門医に診てもらうことで、より自分に合った薬が処方されるので安心です。

 

また、このタイプに限らず、過敏性腸症候群と診断されたら処方される薬もあります。

 

整腸剤や乳酸菌製剤、精神安定剤などです。

 

ビオフェルミンなどのような腸の働きを整える作用があるのが整腸剤で、乳酸菌を主成分とした腸内をキレイにしてくれる作用があるのが乳酸菌製剤です。

 

緊張や不安を緩和してくれる作用があるのが精神安定剤です。過敏性腸症候群は、緊張や不安などとも大いに関係があります。

 

これらの薬にプラスして、それぞれのタイプごとに適切な薬が処方されることになります。

 

下痢型で処方される薬

下痢型に多く処方されるのが、イリボーというセロトニン3受容体拮抗薬です。

 

下痢型の過敏性腸症候群では、突発的な下痢症状が見られますが、これは何かしらのストレスで腸の粘膜からセロトニンという物質が分泌されるからです。

 

イリボーというセロトニン3受容体拮抗薬には、ストレスを受けたときにもセロトニンが分泌されないようにしてくれます。

 

ちなみに下痢型の過敏性腸症候群は男性に多く、またこの薬は男性しか使用できません。

 

他に、下痢型の処方薬では、ストレス性の下痢に効き目のあるロペラミドという薬が処方されることも多いです。

 

便秘型・ガス型に処方される薬

便秘型に処方される薬は、腸内の水分を保持して固くなった便を柔らかくしてくれる作用があるマグネシウム製剤です。

 

ガス型の過敏性腸症候群では、ガスの排出を促進する作用があるガスコンという薬です。

 

ただ、このガスコンという薬は、お腹の膨満感で悩む人には有効ですが、職場などでガスの臭いに悩んでいる人は避けた方が良いかもしれません。

 

併せて心理的なケアも行なわれる

過敏性腸症候群の場合、これらの薬を使い、腸や胃の消化器官の改善を図ると同時に、心理的な治療も必要です。

 

ストレスなどの心因的な原因を同時に抱えているので、精神安定剤などを服用すると同時に、心療内科でのカウンセリングを勧められるケースも多いです。

 

病院で処方される薬はもちろん効き目もあり、医師の支持に従って飲むことも大切ですが、それだけに頼らずライフスタイルの見直しや心理的な治療も必要になってきます。

 

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