過敏性腸症候群 血便

重篤な病気が隠れている場合も

過敏性腸症候群は、下痢や便秘を伴う腹痛やお腹の不快感など、さまざまな症状が起こる病気で、これらの症状は他の胃腸の疾患とも似ています。

 

胃腸炎や風邪などとも似た症状が起こる過敏性腸症候群ですが、その症状の一つに血便もあります。

 

血便というと、やはり怖い病気をイメージする人が多いのではないでしょうか。

 

大腸がんなどの腸の深刻な病気の症状には、血便をはじめ過敏性腸症候群と似た症状が起こります。

 

自覚症状の少ない大腸がんは、血便から発見されるケースも多いです。

 

大腸がんの早期発見の手がかりとなる血便ですから、これは見逃すことはできません。

 

ただ、血便がある人は誰でも大腸がんであるということではありません。

 

排便の障害が血便につながるケース

すぐに検査するに超したことはありませんが、過敏性腸症候群によって血便が起きる可能性もあることを知っておきましょう。

 

単なる過敏性腸症候群の人の中にも稀に血便が出る人もいます。

 

しかし、これは過敏性腸症候群が直接的な原因ではないようです。

 

どういうことかというと、過敏性腸症候群で頑固な便秘になっていて、力いっぱいいきんだ際に腸や肛門の一部に傷がつき、度重なる下痢により肛門に傷がつくことで出血してしまうことがあるのです。

 

過敏性腸症候群の症状が長引くと、繰り返すひどい下痢や便秘によって、腸の粘膜が弱っている人が多いです。

 

少しの刺激でも腸が切れてしまうようになり出血し、これが便に混ざって血便となるのです。

 

頻繁に起こる下痢や、硬い便の影響で、肛門あたりから出血してしまう人もいます。

 

この場合、過敏性腸症候群の症状が関係した血便と言うこともできますが、排便の仕方が問題となった血便です。

 

何かしらの病気が原因となった出血ではありません。

 

また、血便にも色の違いがあります。

 

血便の様子から病気を判断する

過敏性腸症候群などの排便の仕方が問題で出血した場合には、鮮血が混ざったような血便です。

 

しかし、黒く変色した血が混ざったタール便の場合には、過敏性腸症候群による血便ではなくて他の病気の可能性が考えられます。

 

血便がある病気は、大腸がんだけでなく、大腸ポリープや出血性大腸炎、痔など、さまざまな病気があります。

 

ほんのわずかな血便でも、大腸がんなどの深刻な病気の早期発見につながることもあります。

 

不安を抱えて過ごすよりも、速やかに専門の病院で診てもらいましょう。

 

もしも何も異常がなくても、血便が出るほどの過敏性腸症候群になっているということです。

 

過敏性腸症候群は、命にかかわるような深刻な病気ではないものの、長引くほどにストレスも大きくなり、症状も悪化するので、医師の指示に従って適切な治療を行うようにしましょう。

 

あなたの過敏性腸症候群は本当はカビが原因?詳しくはこちらへ